NMNの危険性〜がん細胞成長促進？制御不能リスク？〜
murakamimark
⚠️【NMNおよびNRの危険性について】
NMNに関して、ライブ配信で毎回のように非常に多くの方からご質問をいただきます。結論から言うと、現時点では一般的に健康な方々が日常的に摂取するものではないという見解です。NMNに対する知識自体、僕は浅いですが、栄養学的観点から考えると長期摂取した時に、気づいた時には“諸刃の剣”だったともなり得るからです。
この記事ではNMNに関しての色々な情報を交えながら、皆さんに現時点での僕の見解をここで記したいと思います。
🌏オンラインサロン裏アカでは追記の内容を記します✍️
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という重要な細胞内共役因子の前駆体として知られています。
NAD+は細胞内でエネルギー生産、DNA修復、細胞寿命、および他の多くの生物学的プロセスに関与しています。年齢とともにNAD+レベルは減少するとされ、これが老化の一因であると考えられています。
✅一般的な効果と注意点
・抗老化
NAD+レベルの維持または増加は、細胞の健康を維持し老化プロセスを遅らせる可能性がある
・エネルギー生産
NMNは細胞内でのエネルギー生産を促進する可能性がある
・神経保護
NAD+は神経細胞を保護する作用も報告されている
⚠️注意点
・臨床データ不足
人間における長期的な安全性や効果については、まだ十分な研究はまだ少ないというのが僕の見解です。
・副作用
胃痛、吐き気、疲労感などの報告があり
・相互作用
他の薬やサプリメントとの相互作用もまだ完全には解明されていえます。
✅NMNとβ-NMNの違い
NMNは、細胞内でのNAD+生成の前駆体として機能します。NAD+は、細胞のエネルギー代謝やDNA修復など、多くの生物学的プロセスに関与します。β-NMNは、NMNの正式な化学名で、両者は事実上同じものです。
しかし、β-NMNとNMNは、配置が異なる異性体で、化学的な構造がわずかに異なります。これにより、体内での代謝や影響に微妙な違いが生じる可能性があります。また、NMNはいくつかの異なるメーカーから提供されていますが、純度や製造プロセス、添加物に関することは差異があります。
✅過去に話題になったFDAとNMNの問題
米国食品医薬品局(FDA)は、β-NMNが薬として研究中であるとの理由から、この成分のサプリメントとしての使用を問題視しています。このスタンスはNMNのサプリメント市場の混乱を引き起こし、サプリメント業界と薬業界の間での争いや訴訟の可能性が浮上しているという記事があります。具体的に、2022年5月には、上海のSyncoZymes社へ、そして2021年10月にはKingdomway社へ、NMNに関する通知がFDAから行われました。
✅2022/5/17に上海のSyncoZymes(Shanghai)Co.,Ltd.のNMNが、FDAから世界で初めて原材料ライセンスを取得
FDA権威機関の専門委員会による厳格な審査を経て、2022年5月17日、シンコザイムズ(上海)はFDAの確認書NMN原料を無事に受け取りました。NDI(新しい栄養成分)の承認を通過したと記されています。
🚨NRとNMNの危険性🚨
NR(ニコチンアミドリボシド)はアメリカでの人気サプリメントですが、がんの進行を早めるリスクが指摘されています。このリスクはNRがNAD+レベルを上昇させることに関連しており、過剰になると、がん細胞の成長を促進する可能性が考えられ、制御不能になるリスクを伴います。一方、NMNもNAD+の増加に関与します。さらにNRよりもNMNの方がNAD+を増加させるとあり、その摂取にも慎重さが求められています。アメリカ政府がNMNの使用を禁止した背景には、この健康リスクが考えられます。
最終的に現時点においてもNRと同様、NMNの摂取は十分な注意が必要。これは他のどんなものでも、新しく話題になった合成サプリメントに関しては無闇に飛びつくのではなく、慎重に判断するべきだと考えます。
✅NMNは以下の食材にも少量存在する
ブロッコリー
カボチャの種
カボチャ
枝豆
きゅうり
アボカド
トマト
牛肉
これらの食品からNMNを摂取することはできます。しかし、大量に摂取することは難しいので、多くの場合はNMNサプリメントを化学的に合成し、より高濃度のNMNを取得することができるとされています。しかし、サプリを摂取するとしても専門家のアドバイスを受けるべきだと考えます。
✅最後に
NMNの安全性に関しての情報は最近になって出てきてるのは間違いないことです。
しかし、僕自身はこれでも現時点においては一般の方で健康な人が専門的な知識がない状態で安易に摂取しない方が良いということを強くお伝えしておきます。いつか完全に安全性が認められたNMNサプリメントができると良いとは思っていますが、僕自身はそれに頼らずに、ナチュラルに行きたいと思っています✍️
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