必須糖質、炭水化物は存在しない


僕は考古学的、栄養学的、生理学的に炭水化物が人間の健康に絶対に必要で、必須であると結論づけている信憑性の高い科学的研究は未だ見つけることができていません。

必須栄養素の条件


1.体内で合成できない、または十分な量を合成できないため、食事を通じて摂取する必要がある

2.健康を維持し、生命を維持するために不可欠

3.不足すると特定の欠乏症や健康問題が発生

必須アミノ酸、必須脂肪酸という言葉は皆さんも聞いたことがあると思うのですが、必須炭水化物という言葉は聞いたことがないはずです。これは、そんな概念は事実存在しないからです。

これは、炭水化物(グルコース)が直接的に体内で合成できるからではなく、エネルギー供給の面で他の栄養素(特にアミノ酸と脂肪酸)で代替可能だからです。このシステムは肝臓が行っている糖新生というもので、このおかげで適切な血糖値が保たれています。*糖新生の時はアミノ酸(筋肉分解による)を材料にはしたくは無いので、脂肪酸(グリセロール)を利用できるクセをつけるために良質な油をこまめに摂取する

ケトジェニックダイエットを8週間続けるとインスリン抵抗性のリスクが上がるため、長期間に渡り厳密に糖質を制限しすぎることはおすすめしていませんが、炭水化物を主食としてもおすすめしていません⚠️

この事実があるにも関わらず現代の栄養学やSNSの一般的な情報においては炭水化物(グルコース)が主要なエネルギー源として推奨されて、炭水化物食材を主食にしましょうとなっています。これに僕は疑問と違和感しか感じないのです。

炭水化物(グルコース)は確かに即効性のエネルギー源としては優れていますが、ほとんどの現代人のライフスタイル的に考えても過剰摂取になる可能性が1番高く、健康的なデメリットや太る原因にもなりやすいのです。

三代栄養素の中だけで考えても、炭水化物は1番優先順位は下なのに、なぜ一般的な健康指導では、割合的に1番多く主食として推奨されるのでしょうか。健康な人の場合、炭水化物食材を毎食拳一個分までに留めれば、危険なところまでは血糖値は上がらないので大丈夫です👌アスリートやよく筋トレする人の場合は炭水化物食材の摂取回数を増やすなどのアドバイスはします💪

約3万年前の人類

狩猟採集生活を送り、主に肉や魚、野生の果物(季節の)の木の実、根菜を食べていました。この時代、穀物を主要な食糧源とはしていませんでした。フルーツや蜂蜜も食べていましたが、たまにであり、毎日ではないのです。

繰り返しになりますが、僕は厳密な糖質制限やケトジェニックダイエットを推奨しているわけではなく、毎食拳一個分の炭水化物(食材)量で調整しましょうとお伝えしています。さらに炭水化物を主食としても推奨はしていません。また、糖質制限やケトジェニックダイエットの難点は

・一食に摂取するたんぱく質量を考慮していない事
・アルカリ性食品の摂取が足らないこと
・推奨されている油が微妙
・糖質だけ制限しており、たんぱく質や油の摂取量を適切に増やせていないこと
・消化システムやホルモンバランスを考慮していないこと

などです。さらに詳しく知りたい方はInstagramリール投稿のコメント欄に

必須炭水化物は存在しない

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