美のための必須栄養素
このビオチンを摂取するには卵が総合的に見て理想的😋よく、生卵のアビジンとビオチンの関係性のことについて聞かれるのですが、ここに記しておきます✍️
ビオチン(ビタミンB7)は、体内の多くの酵素反応に必要な補酵素として働きます。
ビオチンの主な効果効能
代謝の調整
ビオチンは、炭水化物、脂質、たんぱく質の代謝に重要な役割を果たします。たとえば、ピルビン酸カルボキシラーゼといったビオチン依存性の酵素は、糖新生の一部として機能します。
健康的な美肌、美髪、美爪
ビオチンは皮膚、髪、爪の細胞成長をサポート。ビオチン不足は皮膚の乾燥、薄毛、爪が脆くなる要因になります。
アミノ酸の代謝
特定のアミノ酸(例:ロイシン)の代謝に関与する酵素を活性化します。
発育と成長
妊娠中や乳児期において、ビオチンは正常な発育に必要です。
神経機能や血糖値管理にも有益とされていますが、これはまだ確定的ではありません。しかし、ビオチンの多くの効果・効能は、その補酵素としての働きによるもので、とても重要です。不足すると多様な生理機能に影響を与える可能性があります。
卵でビオチン不足は現実的ではない
生卵(卵白)に含まれる「アビジン」というたんぱく質はビオチンと強く結合し、その吸収を妨げる性質があります。ただし、一般的にビオチン不足になるほどの大量の生卵を摂取するケースはほぼないです。
1976年の映画「ロッキー」において、主人公がトレーニングの一環として生卵を飲むシーン。この有名なシーンでロッキーは、一度に5個の生卵をグラスに割り入れ、一気に飲み干しています。このシーンは僕ら世代の人くらいまでは強烈な印象として残っているのではないでしょうか。(たまによくテレビでそのシーンを見てた笑)それくらいの量を毎日、長期間やったらビオチン欠乏症にはなるかもしれませんが、全く現実的ではないですよね笑
熱によってアビジンは失活化しますので、加熱調理された卵ではこの問題はもちろん心配いりません。また、卵自体(卵黄)にもビオチンが豊富に含まれているため、全卵を摂取した場合はその影響が相殺されることも考慮しておきましょう🍳
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ビオチン参考リンク→こちら