🔑おすすめしないプロテイン
ソイプロテイン
・アレルギー反応を引き起こす可能性
・遺伝子組み換えのものが多い
・農薬を使う量も多い
・イソフラボンの悪影響により、特定のホルモン感受性の疾患に影響を与える可能性
・反栄養素で栄養不足になる可能性
・ゲニステインと呼ばれるイソフラボンは乳がんのリスクを高める可能性
・たんぱく質としておすすめできない
大豆は必須アミノ酸9種類入っていると言われていますが、その中の1種類のメチオニンは少ないので、アミノ酸バランスは悪いです。非必須アミノ酸のシステインも極少量です。
エンドウ豆(ピー)プロテイン
ソイプロテイン同様おすすめできません。他の植物性プロテインとも比較してアミノ酸プロファイルが劣る場合があり、完全なプロテイン源としては不十分。プロテインの製品に "ソイフリー SOYFREE " と記載があっても、大豆が入っていないというだけで、エンドウ豆は入っていることが多いです。写真参照
ヘンププロテイン
アミノ酸バランスが悪く、特定の必須アミノ酸が不足しています。また、このプロテインのパウダーにはオメガ3(ALA)がいくらか含まれますが、パウダーにしていることにより、完全に酸化しています。酸化した油は体内で炎症を起こします。
ソイプロテイン(豆系)とホエイプロテインが混ざってるプロテイン
これはたんぱく質の消化を邪魔する反栄養素とホエイを一緒に摂取するという絶対におすすめできない組み合わせ。アミノ酸バランスは整えることはできるかもしれませんが、消化がうまくできないと、意味がないどころか、マイナス面が強くなります。
ライスプロテイン
アミノ酸リシンが不足しているため、たんぱく源とは言えません。豆と組み合わせることでアミノ酸バランスは取れかもしれませんが、糖質が高いため、おすすめできません。
玄米プロテイン
アミノ酸バランスは悪いです。糖質が高く、ヒ素やタングステンなどの有害な重金属を多く含んでいる可能性があります。⚠️これは特に表皮に多く含まれる
亜麻仁プロテイン
アミノ酸バランスが不完全。また、亜麻仁に含まれるリグナンが特定の健康状態に影響を及ぼす可能性があります。ヘンプと同じように酸化した油を摂取するリスクも伴います
キヌアプロテイン
キヌア特有のサポニンが消化不良を引き起こす可能性があります。アミノ酸バランスも悪い。
ひよこ豆プロテイン
一部の人に膨満感やガスを引き起こす可能性があります。また、他の植物性プロテインと比較しても、たんぱく質含有量が低い場合があります。あとはソイプロテインと同じデメリット。
全ての植物性プロテインは一般的に調べるとメリットが目立ち、アミノ酸バランスも良いとされていますが、その多くが間違いのことが多いです。例えば
必須アミノ酸が全て入っている
のと
バランスよく十分含まれている
というのは違う意味です。基本的に今の市場でプロテインと呼べるものは、ホエイプロテインのみでしょう。もちろん、グラスフェッドホエイプロテインで、無添加のものやシンプルな原材料のものを選ぶようにしてください。僕のスクールのアスリート栄養学では、ホエイプロテインのついてより詳しく説明しておりますが、下手なプロテインを飲むよりは、平飼いや放し飼い卵を食べる方が良いでしょう。卵が苦手な方は、たんぱく質としては卵より劣りますが、キレイなボーンブロスをおすすめします。
参考リンク
市販されている植物ベースのプロテイン分離物のタンパク質含有量とアミノ酸組成
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6245118/
また、以下の参考リンクは大豆イソフラボンの健康効果の内容です。だからと言って、ソイプロテインには手を出さないようにしてください。以下のことについては、オンラインサロンでいつか詳しく解説しようと思いますが、一般の方に押さえていて欲しいポイントは豆は発酵食品か酵素玄米で少量摂取すれば、むしろ有益ということです✍️スクール生はもうバッチリ理解できてると思います💪
大豆のイソフラボン、特にゲニステインに関連する乳がんリスクについての研究を調べたところ、関連するメタ分析を見つけました。この研究では、大豆とイソフラボンの消費が閉経前および閉経後の女性の乳がんリスクにどのように影響するかが検討されています。結果として、大豆イソフラボンの消費量と乳がん発生率の間に逆相関が見られ、イソフラボンの消費が閉経前および閉経後の女性の乳がんリスクを減少させる可能性が示唆されています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8931889/
世の中の表面上の情報だけに踊らされないように、正しく食材を選ぶことができれば、今よりもよりよく、さらに食を楽しみながら健康になれるはずです🌏