🔑緑茶の素晴らしい成分たち

2023年10月27日 2024年11月15日

murakamimark

カテキン

カテキンはフラボノイドの一種で、強力な抗酸化作用を持つ化合物です。

体内のフリーラジカルを中和し、細胞の損傷を減少させることが研究で示されています。特に、エピガロカテキン3-ガレート(EGCG)は緑茶のカテキンの中で最も研究されているもので、抗酸化効果や抗炎症効果、抗ガン作用などが報告されています。

カフェイン

中枢神経系の興奮剤として知られる化合物。カフェインは集中力や注意力を高める効果があり、短期的に記憶や学習能力を向上させる可能性があるとされています。

L-テアニン

緑茶に特有のアミノ酸。L-テアニンは脳のα波の活動を高めることが知られており、リラックス効果やストレス軽減効果が報告されています。α波はリラックスした状態や瞑想時に活発となる脳波で、L-テアニンの摂取は集中力の向上やリラックス効果があるとされています。

ビタミンC

抗酸化作用を持つビタミン。ビタミンCは免疫機能の向上やコラーゲンの生成、非ヘム鉄の吸収を助ける効果が知られています。

テオブロミン

テオブロミンは緑茶にも含まれていますが、もともとカカオやチョコレートに多く含まれる成分として知られています。血管を拡張する作用があると言われており、それが血流を良くするとされる理由です。

テオフィリン

テオフィリンも緑茶に含まれています。テオフィリンは気管支拡張作用があり、呼吸困難を和らげるための薬としても使用されています。緑茶から摂取できる量でこの効果が顕著に現れるわけではありませんが、毎日飲むことは有効的でしょう。

ミネラル

カルシウム、カリウム、マグネシウムなどの必須ミネラルが含まれています。これらのミネラルは骨の健康や神経伝達、筋肉の収縮など、体内の多くの生化学的反応に必要です。

【EGCGや緑茶について】

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19406223/