ファスティングはおすすめできない

✍️この度の震災に際し、心よりお見舞い申し上げます。


ファスティングは体重管理、健康改善、病気のリスク低減などの目的で行われることがあります。普段、食事の内容が良くない人がファスティングをやった場合は調子が良くなることもあるでしょう。しかし、これには潜在的なデメリットやリスクが伴い、普段から食事の内容が良い人がやった場合は多くの不調を抱えるリスクが高いと言えます。必須栄養素が入ってこないというのは人間の細胞にとっては非常にマイナスだからです。

栄養不足(細胞の弱体化)

16〜24時間のファスティングを定期的に行うこともおすすめできません。人間の体は37兆2,000億個(100倍の量という情報もあり)の細胞の塊で、毎日300〜700億個もの細胞が作られていると言われています。ファスティングをした場合、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸、必須アミノ酸の不足につながります。これにより、この日にできた細胞は弱い細胞になる可能性があります。これを定期的に行うことは、免疫機能の低下、骨密度の減少、筋肉量の減少などが起こるリスクが高まります。細胞を作る作業は毎日休まず行われているということをお忘れなく。

長い時間食べないことのリスク

基礎代謝率を低下させる可能性があります。これは体がエネルギーを節約しようとする適応ですが、減量の停滞やリバウンドを引き起こす可能性があります。体が低エネルギー状態に適応すると、少ないエネルギーで済むようになり、食事を再開したときに脂肪が増加しやすくなり、太りやすい体になるリスクがあります。

筋肉量の減少

特にたんぱく質が不足するため、筋肉量の減少につながり、太りやすくなる可能性があります。酵素ドリンクを用いて筋肉分解を防ぐやり方もありますが、それはアミノ酸を使用した糖新生を防いでるだけで、筋肉が作られている訳ではありません。筋肉は基礎代謝率を維持するために重要であり、その減少は健康や身体機能に悪影響を及ぼします。

また、体重が減ったとしても、体脂肪だけが減ってる訳ではなく、ALM(筋肉、骨、靭帯、内臓など)や水分量も減っています。ALMの低下はより老化のスピードが速まっているということです。

特に避けるべき人

妊娠中または授乳中の女性、成長期の子供、摂食障害の過去がある人などは特に注意が必要です。これらの人にとってはファスティングは特にリスクが高い可能性があります。

僕はどんなに良い酵素ドリンクでもおすすめしていませんが、それはまた別の投稿でご紹介します。

また、ファスティングが減量には効果的ではないという参考リンクを知りたい方はInstagramのリール投稿のコメント欄に

ファスティング

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参考リンク🔗

Intermittent fasting is gaining interest fast
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8839325/

このリンクはファスティングが急速に関心を集めていることを指摘されており、特にその健康上の利点が強調されています。しかし、ファスティングの害についても、特定の人々や状況下でのリスクを考慮する必要があるとも注意書きされています。

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