🔑【ガン予防】キャベツの注意点と効果的な食べ方

キャベツに含まれるスルフォラファンの恩恵を得るには加熱したり切ったりすると損失しまうので、切らずに葉っぱのまま食べましょうとお伝えしてきています🥬

ここではインドール類に焦点を当てます

特にインドール-3-カルビノール(I3C)のような化合物は、加熱や処理による影響を受ける可能性がありますが、完全に失われるわけではありません。ただし、調理方法によってインドール類の安定性や生物活性が変化することが研究で示されています。

調理による影響

・温度の影響
インドール類は熱に比較的敏感な化合物ですが、完全に破壊されるわけではありません。実際には、温度が上昇することにより化合物の構造が変化することがあります。しかし、これが必ずしも生物活性の減少を意味するわけではなく、場合によっては異なる形での生物活性が残ることもあるとされています。

・調理方法
キャベツを蒸す、煮る、または茹でるといった水を使用する調理方法はインドール類が水に溶け出すことがあり、その結果、摂取可能な量が減少することがあります。

高温で長時間加熱する方法(例えば、焼くや揚げる)は、より多くの損失を引き起こす可能性があります。

切断による影響

・細胞の破壊
キャベツを切る行為は、細胞壁を破壊し、細胞内の化合物が外部に露出します。これにより、酵素反応が促進される場合があり、一部の化合物は活性化されるか、または分解されることがあります。特に、インドール類の前駆体であるグルコシノレート類は、*ミロシナーゼ という酵素と反応して、インドールを生成します。この反応は切断によって促進されるため、切り方や切った後の扱いが、利用可能なインドール類の量に影響を与えることがあるということです。

総合的に判断する

この記事の今までの経緯を踏まえると、インドールの恩恵を受けるにはミロシナーゼが必要とされます。このミロシナーゼは熱にも弱いので、やはり生で食べる方が良いでしょう。

さらに、キャベツのスルフォラファンやインドールの恩恵を得たい場合、基本的には千切りのようなもので細かく切ったりせずに、葉っぱの状態で大きいまま食べる方が間違いないでしょう🥬また、スルフォラファンに関してはニンニクのアリシンと一緒に摂取しない方がいいので、これも別々で食べましょう😊

インドールの参考リンクは

こちら

ゴイトロゲン食品を避けるべき人は一時的に避ける

このゴイトロゲン食品についてはまた別のリールで解説しますが、甲状腺機能に関わる血液検査をした時に、異常がある場合は一時的にキャベツを含むゴイトロゲン食品を避ける必要があります。これは無闇やたらに判断してはいけないので、専門的な知識は必要にはなってきます。

より詳しくはオンラインサロンでも話していますし、スクールでもかなり詳細に話しておりますが、公開アカウントでも簡単にシェアしたいと思いますので、今後の投稿をお待ちいただければ幸いです🌎

🔑【ガン予防】キャベツの注意点と効果的な食べ方” に対して2件のコメントがあります。

  1. 森枝智宏 より:

    いつもありがとうございます
    ザワークラウト場合には大丈夫でしょうか?

    1. murakamimark より:

      ザワークラウトはラクトバチルス・プランタルムという乳酸菌が含まれ、これが、毒素や慢性疾患に対しての防御効果をもつ、Nrf2(体内に存在する)を活性化させます✍️また、手作りのザワークラウトであれば加熱していないので、多少はインドールも残っていると思いますが、細かくは切っているので、スルフォラファンなどの効果は生のキャベツよりは薄れると思います。しかし、良い乳酸菌が含まれるので、ザワークラウトは違ったメリットがあるので、僕もおすすめしています

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