🔑必須炭水化物・糖質は存在しない
狩猟採集民族の食生活と現代の食事の違い
狩猟採集民族の食生活
食事の特徴
狩猟採集民族は、主に動物性食品(肉、魚)、木の実、野生の果物、根菜、昆虫などを食べていました。彼らの食事は季節や地域によって大きく変動しましたが、炭水化物の摂取量は一般的に現代人よりも低かったと考えられます
栄養摂取
狩猟採集民の食事は高たんぱく、高脂肪であり、オメガ3脂肪酸も豊富に含んでいました。ビタミンやミネラルは自然食材から十分に摂取していました。
健康状態
骨の分析などの考古学的証拠から、狩猟採集民は一般的に丈夫な体格を持ち、慢性疾患は現代と比較して少なかったとされています。しかし、感染症や外傷、栄養失調などによる死亡率は高かった=必然的に平均寿命は短かくなります。
これはどういうことを意味するかというと、現代においては助かる病気や怪我でも、大昔では命に関わるものであったということです✍️
現代の食事
炭水化物(グルコース)は体の迅速なエネルギー供給源であり、特に高強度の運動や活動には適しています。エネルギーとしては優れているというのは間違いないのですが、細胞の構造の主要な材料として
炭水化物(グルコース)
は利用されることはありません。だから必須ではないということです。フルクトースも同じです。
現代人はアスリートやトレーニングを激しくやっていない限りは、主食にするほど摂取する必要はないのです。
💡毎食拳一個分の炭水化物食材を摂取するのはむしろOKです
農業の発展とともに、人類は穀物を主食とするようになりました。これにより、安定した食料供給が可能になり、人口増加と社会の発展に寄与したのは事実です。人類の飢餓を救う食糧源にはなったということ。しかし、それが人間本来の健康に良い影響を与えたかというと、必ずしもそうではないという点も頭に入れておくべきだと考えます✍️
参考文献
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0002916523070582