【ゲノム編集食品とは】安全か危険か?

🧬ゲノム編集とは
遺伝子の特定の部位に狙いを定めて改変を加える技術です。
主に使われる技術
これらは従来の遺伝子組み換え(GMO)と異なり、外来遺伝子を導入せず、元々その生物が持つ遺伝情報をわずかに
“編集”
する点が特徴です。
日本における例
【ゲノム編集食品の製品】
https://www.regionalfish.online/#:~:text=「22世紀ふぐ」はゲノム,生まれた新しいトラフグです%E3%80%82
https://aozora-shop.sanatech-seed.co.jp/shop/information/column002
メリット
①栄養強化、機能性食品の開発
特定栄養素(例:GABA、リジン、オメガ3脂肪酸など)を増強した作物の開発が可能。
②耐病性、収量の向上
病原菌に強い品種や、収穫量の多い品種を効率的に開発。CRISPRで遺伝子をピンポイントで調整できるため、従来の交配法より速く正確。
③農薬使用の低減
病害虫に強い品種→農薬の使用量を削減→環境負荷の軽減。
④外来遺伝子を使わない
遺伝子組み換え(GMO)と違って、自然交配でも起こり得る変異であり、規制が緩和されやすい。
デメリット・懸念・潜在的リスク
⚠️懸念
①オフターゲット効果
・CRISPR等が意図しない部位に変異を引き起こす可能性
・理論上はわずかですが、完全な無害性は未確立
②代謝経路の影響
・遺伝子編集によって代謝物質のバランスが崩れる可能性(例:予期せぬ有毒物質の生成)
・ヒトへの影響は現時点で不明ですが、動物や細胞実験では注意喚起されている?
③アレルゲンの新規出現
・意図しないタンパク質の発現によって、新しいアレルゲンが生まれるリスク
・特に加工食品や多品種交配の場面では追跡が困難
⚠️社会的・倫理的懸念
④ラベル表示の不透明性(特に日本)
• 日本ではゲノム編集作物はGMO扱いされず、表示義務がない
• 消費者の選ぶ権利が実質的に保障されていない
• EUでは明確な表示義務あり(GMO規制と同等)
⑤自然淘汰と生物多様性のリスク
• 同じような編集作物の普及→遺伝的多様性の喪失
• これは将来的な病害リスクの増大や農業の脆弱化に?
⑥技術の独占と特許の問題
• CRISPR等の特許は企業(例:モンサント、バイエル、サンギョウ技術系企業)に帰属→中小農家の依存とコスト負担増加
• 農業の大規模資本への依存が進む可能性
🚨上記はあくまでも潜在的な
リスクにすぎません
国際的規制状況
〜ゲノム編集食品の扱い・表示義務〜
・日本
GMOとはみなさない
表示義務なし
・EU
GMOとみなす
厳格な承認・表示義務あり
・アメリカ
GMOとは区別(FDA審査は任意)
表示義務一部あり
・中国
新たな規制検討中?
表示義務に関しては🔺
まとめ
ゲノム編集食品は品種改良の進化版ともいえる先端技術であり、栄養改善や持続可能な農業に貢献するポテンシャルを持つとされています。一方で長期的な安全性、予期せぬ影響。倫理性に対する議論は未解決で消費者の知る権利・選ぶ権利を保障する制度整備が不可欠となっています。
科学的には現時点で
安全性に大きな問題は見つかっていない
だけど
絶対に安全だという証明
もされていません。それを手に取るか取らないかは個人の自由。危険とも言い切るのはおかしいし、安全とも言い切るのもおかしい。個人的にはわからないものに関しては手を出さないようにしています。
ゲノム編集食品のチェーン店情報
以下は有名なリンクです。
日本消費者連盟とは?
1970年に設立された日本の消費者団体であり、主に食品の安全性、環境保護、消費者の権利擁護などに関する活動を行っています。政治的および財政的に独立した非政府組織(NGO)であり、会員からの会費や出版物の販売によって運営されています。また、国際的な消費者団体とも連携し、消費者の立場から政策提言や啓発活動を行っています。消費者の視点に立った情報提供や政策提言を行う団体。
ただし、特定のテーマに対しては明確な立場を取ることもあり、その情報や主張がすべての立場から中立的であるとは限りません。提供される情報を参考にする際には他の信頼できる情報源と照らし合わせて判断することが重要です。
使用していないと
回答しているお店
⚠️完全に使っていないという証明ではありません。今後の動向は変わる可能性もあり
このリストは私も今問い合わせ中です。回答が来ましたら、順次更新したいと思います。
*は私も問い合わせして、返答がきたところ
・*喜代村 すしざんまい様
ゲノム編集食品に関するお問い合わせについて回答致します。現在も使用しておりません。
解答日時 2025年5月7日(水)
・モンテローザ 魚民様
・*焼肉坂井ホールディングス 平禄寿司様
お問い合わせいただきましたゲノム編集食品の件について、2022年時点の方針の内容から特に変更はありませんが今後の方針としては未定となります。
解答日時 2025年5月5日(月)
・*くら寿司様
今後も使用の予定はございません。お問い合わせ頂き、ありがとうございます。
解答日時 2025年5月5日(月)
・*カッパ・クリエイト かっぱ寿司様
ゲノム編集食品につきましては現時点では今後も使用する予定はございません。これからも安心・安全なお寿司をご提供出来るよう、努めて参りますので、変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
解答日時 2025年5月7日(水)
・*アトム にぎりの徳兵衛様
お問い合わせフォームよりお問い合わせ頂きました、ゲノム編集された食材の件ですが、弊社にぎりの徳兵衛・海鮮アトムではゲノム編集された食材は使用しておりません。また、ゲノム編集された食材使用の予定はございません。
解答日時 2025年5月7日(水)
・銚子丸 すし銚子丸様
お問い合わせいただいた「ゲノム編集食品」につきまして、
現状、弊社では使用の予定はございません。
解答日時 2025年5月8日(木)
くら寿司の使用していないニュースは こちら🔗
有名な参考リンクは こちら🔗
問い合わせ日時 2025年5月4日(日)
確認中のお店
以下は私も今問い合わせ中です。回答が来ましたら、順次更新したいと思います。
北一食品 回転寿しトリトン
フードアンドライフカンパニーズ スシロー、海鮮三崎港、京樽
はま寿司 はま寿司
テラケン さくら水産
元気寿司 魚べい
アールディーシー がってん寿司
クリエイト・レストランツ・ホールディングス 磯丸水産
ササフネ 丼丸
笹互 笹互
問い合わせ日時 2025年5月4日(日)
回答いただいたお店
・大戸屋様
お問い合わせいただいた「ゲノム編集食品の使用状況」についてですが、現在、当社では使用食材について、ゲノム編集技術を用いて生産された食材かを把握する体制が整っておらず、使用の有無についてお答えすることができない状況です。また、将来的な使用方針につきましても、現時点では特定の方針を定めておらず、今後の社会的な動向やお客様のご意見を踏まえて検討してまいります。大戸屋では今後も、安全・安心な食材の提供に努めるとともに、品質管理や食材選定のあり方について継続的に見直しを図ってまいります。
解答日時 2025年5月7日(水)
・大庄 庄や様
大庄基準として公開しております。「大庄基準」掲載ページ
https://www.daisyo.co.jp/company/safety/kijyun/09gmo.html
解答日時 2025年5月8日(木)
また情報が更新されましたら、こちらに反映させたいと思います。健康が気になる方だけご覧いただければ幸いです。
【農林水産省】
ゲノム編集技術の利用により得られた生物の情報提供の手続
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/tetuduki/nbt_tetuzuki.html
【参考リンク】
⚠️論文への批判とその後の展開
CRISPR–Cas9によるin vivo(生体内)編集後に予期せぬ突然変異が発生」
公開日 2017年5月30日
https://www.nature.com/articles/nmeth.4293
「撤回通知:CRISPR–Cas9によるin vivo編集後に予期せぬ突然変異が発生」
公開日 2018年4月27日
https://www.nature.com/articles/nmeth0518-394a
🚨科学界からの批判
・サンプルサイズの少なさ
研究に用いられたマウスの数が限られており、統計的な有意性に欠ける。
・対照群の不適切な設定
比較対象となる対照群が適切でなく、結果の解釈に疑問が生じる。
・解析手法の問題
使用されたバイオインフォマティクス解析手法に不備があり、検出された変異がCRISPRによるものかどうかの判断が困難。
✍️これらの批判を受け、Nature誌はこの論文に対する懸念を表明する編集者注を掲載し、最終的には論文を撤回
その他参考リンク🔗
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3176093
最後に
現時点での見解・・・ゲノム編集食品は従来の育種法と比較して高い精度で目的の性質を導入できる技術であり、食料の安定供給や栄養改善、環境負荷の低減など、多くの利点が期待されています。しかし、予期せぬ変異やアレルゲン性、生物多様性への影響など、慎重な評価と管理が求められる課題も存在しています。今後、私たち消費者も科学的な評価と透明性のある情報提供を精査し
中立的な立場で理解と知識を身につけて
それぞれの判断と選択が重要になってくると考えています🌎

ゲノム編集食材を本当に使っていないのかすらも信用出来ないです
使ってても使ってますとは絶対言わないと思う。
インスタライブではなかなか言えないけど
回転寿司のネタは薬漬けされてるってお寿司屋さんの板さんに教えてもらった事があります。
ウニなんてアンモニア臭がすごいし
子供にちゃんとしたお寿司屋さんでお寿司を食べさせてたら贅沢な!って言われた事ありますが
贅沢ではないし、ちゃんとした美味しい物を食べさせてあげないと味覚音痴、料理の下手な人になってしまうと思います。
私も小さい頃から贅沢だったと思いますが両親に感謝してます。
私の娘、息子も小さい頃から贅沢だったと思いますがお寿司に限らずきちんとしたお店で食べさせてたので回転寿司のお寿司は臭くて食べれない。
こんなんお寿司ちゃうやん!ってお店を出た事があります
子供だからこそちゃんとした物を食べさせてあげるべきだと思います。
超高級寿司店でなくてもきちんとしたお寿司屋さんで。
コメントありがとうございます。そういう方は避ければいいかなと思います。子供の時に正しいものを食べさせることは本当に大事だと思います。
薬漬けかどうかは、正直わからないので、そこは自分の目で確認しない限りは特に言及はしません。ウニに関してはまずいものは食べれないですよね。私は天然の美味しいと言われているものでも、ミョウバン使われているものは味的に苦手です。礼文島のウニはとても美味しかったです。私もお寿司屋さんは予約困難店にも行ったり、高級な美味しいところに言っておりますが、やはり全然違いますよね。もはや別物。廻らないお寿司やさんでも、調味料が微妙なものところはあるし、ガリやシャリが微妙だったりするので、まず本当にこれだってところはかなり少ないです。とてもきちんとしているところはやはり超高級店か、よほど職人の方がこだわりを持っているところくらいです。
子供だからこそきちんとしたものを食べさせるのはもちろん、その通りだと思います。相違はありません。しかし、そこまで望んでいない方々もおり、でもより安心なものを食べたいって方向けの選択肢もあった方がより親切かなと思います。私はそもそもそういうところに行くことはないですが、甥っ子が行きたい、行くのであれば、使っていないところに行くと良いよとアドバイスはしたいと思っています。