驚くべき効果!!【パイナップルのブロメライン🍍】
パイナップルに関しては食事指導のパーソナルしてる人だったり、Instagramのライブ配信やYouTubeでも何年も前からおすすめしておりました。その経緯もあり、パイナップルについてのご質問をよくいただくので、嬉しいニュースと共に、パイナップルの魅力について残しておきたいと思います🍍
まず、一般的な知見から話していきます。
パイナップルには多くの栄養素が含まれている
・ビタミンC
抗酸化作用があり、免疫機能の強化やコラーゲンの生成に重要です。
・マンガン
骨の健康やエネルギー生成に必要なミネラルです。
・ビタミンB6
神経伝達物質の生成やアミノ酸代謝に関与します。
・カリウム
血圧調整や心臓の健康に有用なミネラルです。
・葉酸塩(ビタミンB9)
細胞分裂とDNAの合成に必要です。妊娠初期に特に重要です。
・食物繊維
消化促進、コレステロール低下、血糖値の調整に役立ちます。
・ブロメライン
たんぱく質を分解する酵素で、抗炎症作用や消化促進効果があります。
・チアミン(ビタミンB1)
炭水化物のエネルギー変換に必要です。
・リボフラビン (ビタミンB2)
細胞成長とエネルギー生成に関与します。
・銅
ヘモグロビンの生成や骨密度の維持、皮膚に大事なエラスチンやコラーゲンの生成に重要な役割を果たす重要なミクロミネラルです。
以上に上げたこれらの成分は他の食材からもっと理想的に摂取できるものが多いので、これらがおすすめポイントではありません。ここでの1番の注目成分はやはりブロメラインでしょう🍍
ブロメラインの驚くべき効果
①たんぱく質の分解に役立ち、消化を助ける
消化不完全なたんぱく質は腸内で腐敗し、ガスを発生させるだけでなく、腸内細菌の不均衡を招き、リーキーガット症候群のリスクも高めます。ここで、パイナップルのブロメラインが効果的に作用します。特に生のパイナップルに含まれるブロメラインの含有量は高く、たんぱく質を摂る際にはその分解を助け、消化を助けるてくれる理想的な補完食品となります。たんぱく質を上手く消化できないということは、体内の消化酵素であるペプシンの生成が上手くいかなくなる可能性があります。(ペプシンもたんぱく質であり、生成にはたんぱく質が必要ということをお忘れなく)
そのため、たんぱく質を理想的に摂取するには、たんぱく質を理想的に分解する必要があります。結局、このたんぱく質が正しくアミノ酸に分解されないと、小腸で吸収できないのです。
これは同時に、どんなに良いたんぱく質食材を食べたとしても、栄養は得ることはできないということです。
②リーキーガット症候群に有効
この症例は腸の粘膜が異常に透過性を高めることで、通常は腸内で閉じ込められるべき物質が血流に漏れ出してしまう状態を指します。
ブロメラインはプロテアーゼであり、たんぱく質を分解する働きがあると前述しました。その消化促進も含め、さらにブロメラインには抗炎症作用があり、リーキーガット症候群における腸の炎症や異常な透過性の改善に期待がよせられています。
具体的には、ブロメラインは炎症を促進するプロスタグランジンの生成を抑制する能力があるとされ、これが腸の粘膜障壁を強化する可能性があると言われているのです。
③メラトニンの分泌を促し、睡眠への良い影響を与える可能性
メラトニンは動物の松果体で作られる自然のもので、多くの植物にも見られます。このメラトニンは体を守る力が強く、特定の病気やがんの発症を遅らせる効果が期待されています。
過去の研究では、人の尿からメラトニンが検出され、食べ物によってもメラトニンが摂取できる可能性が示されています。
メラトニンを含む果物や*1kgのオレンジまたはパイナップルから抽出したジュースが、血液中のメラトニンや体の抗酸化能にどのような影響を与えるのかを調査しました。健康な男性12人を対象に、オレンジやパイナップルのジュース、またはバナナを食べてもらい、その都度1週間の休憩を挟みながら効果を調べました。
✍️血液中のメラトニンは特別な方法で、抗酸化能は2つの方法でそれぞれ計測されました。果物やジュースを摂取した2時間後、血液中のメラトニンが最も多く、パイナップル、オレンジ、バナナの順で増加しました。また、果物を摂取した後の抗酸化能も高まりました。この3つの果物全てで、血液中のメラトニン量と抗酸化能が関連していることが分かりました。これらの結果から、熱帯の果物を摂取することで、健康な人の血液中のメラトニンが増え、それに伴って体を守る力も向上することがわかりました。
参考リンク🔗
それぞれのフルーツの糖質に注目
上の研究ではパイナップルとオレンジとバナナがメラトニンの分泌に有効的とされていますが、オーガニック栄養学的に注目したいのが、それぞれの糖質の量と割り合いです。これに関しては、品種などにもよるため一概に言えないところもありますが、オレンジとバナナは果糖の割合いが比較的に多いものがあります。また、研究では*1kgのオレンジまたはパイナップルから抽出したジュースとあるので現実的な量ではありません。
🍍パイナップル
100g中に約10〜13gの糖質が含まれます。果糖とブドウ糖の割合はほぼ1:1の割合で、それぞれ約50%ずつとされています。
🍊オレンジ
100g中に約8g〜9gの糖質が含まれます。果糖とブドウ糖の割り合いはブドウ糖が約30%、果糖が約70%の割合で含まれることが多いです。
🍌バナナ
100g中に約18g〜20gの糖質が含まれます。熟していない状態ではでんぷん(スターチ)が多いですが、熟すると糖質(ブドウ糖と果糖)に変わり、甘くなります。この割合いはブドウ糖が約40%、果糖が約60%程度です。
💡糖質の具体的な割合はフルーツの品種や熟度によっても変わる可能性があるので、これらの数値は一般的な目安なので、一概には言えないところもあります。しかし、果糖の摂取が10%増えるだけでも、体により脂肪がついたり、その他様々なデメリットのリスクが増えるため、この点から見ても、3つのフルーツの中でもパイナップルは優秀と言えます。
✅3ポイントアドバイス
①パイナップルが良いと言っても、たくさん食べてしまえば、糖質の摂りすぎになります。生のフレッシュパイナップルを摂取する場合は、1度に50g以下が良いでしょう。50gの🍍には約5〜6gの計算になります。これなら血糖値を大きく変動させません。⚠️糖尿病や他の代謝疾患、過敏性腸症候群を持っている方は避けないといけないこともあります
②多くのパイナップルには殺菌剤が散布されていることがあり、多孔質な皮によって内部に化学物質が吸収される可能性があります。
一部の農家さんに聞いたことがありますが、大規模な商業栽培や販売先に大きさを求められる場合は成長促進剤を使用することがあるそうです。
以上のことからもより良い選択は農薬などが使われていないものを選ぶことです。
③パイナップルのブロメラインの効果を期待する場合は生のフレッシュなものか、低温で乾燥されたホールフードパウダーを選ぶ必要があります。
酵素をうたう製品があったとしても、ほとんどが熱を加えてるものばかりです。もしそのようなドリンクやパウダー製品を使用している場合は製造過程において、高温処理がなされていないか確認することをおすすめします✍️
僕がおすすめするもの
普段僕自身、自宅においては無農薬無肥料のパイナップルしか食べないので、ある農家さんから直接パイナップルを購入して食べていました。でも、季節的にないことの方が多いので、それが常々の悩みでした😢
しかーし!ついに2023年9月1日からアビオスさんでついに
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味に関しては本当に美味しいです!またこのレビューに関してはYouTubeで紹介しようと思うので、ぜひチャンネル登録してお待ちください🌏
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